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公開鍵暗号方式について

暗号方式には、下記のように、二つの方式があります。
  1. 共通鍵暗号方式
  2. 公開鍵暗号方式
前々回お話した暗号方式の基礎の用語を使って、今回は、公開鍵暗号方式についてお話します。

公開鍵暗号方式

共通鍵の相手方が増えた場合の問題を解決するために利用されているのが、公開鍵方式です。

暗号鍵と復号鍵の二つの鍵を以下の二つに分けて、鍵の数が増える問題を解決しています。

文章ではわかり難いので、図にしてみました。


  1. 秘密鍵
  2. 公開鍵

秘密鍵

片方が秘密にする鍵です。
多くの場合、受け手側が持っています。
この鍵が公開されたり盗み出されたりなどした時は、次の公開鍵も変える必要があるので、秘密鍵は厳守する必要があります。

公開鍵

インターネットなどに公開する鍵です。
公開する鍵なので、公開されたり盗み出されたりしても問題ありません。

暗号化・復号化の方法

秘密鍵と公開鍵、この二つの鍵は以下のような面白い性質があります。

  • 秘密鍵で暗号化すると公開鍵でしか復号化できない。
    秘密鍵で暗号化すると秘密鍵では復号化できない。
  • 公開鍵で暗号化すると秘密鍵でしか復号化できない。
    公開鍵で暗号化すると公開鍵で復号化できない。

この性質を利用すると、インターネット利用者などの不特定多数の送り手が、秘密鍵を持っている受け手だけがわかる暗号文を作ることができます。
ネットショッピングのような注文情報を受け取るお店の場合でお話します。
多くの場合、利用者はお店にしか注文情報を知られたくないです。
このため、以下のような順番で
  1. 利用者がインターネット上に公開された公開鍵を使って注文情報を暗号化して暗号文を作成します。
  2. 利用者が暗号文をお店に送ります。
  3. お店は秘密鍵を使って復号化し、注文情報を受け取ります。
もし、暗号文をお店以外の人が受取ったとしても、公開鍵しか持たないお店以外の人は、復号化できないので、秘密が守られるということになります。

共通鍵と異なり、不特定多数の利用者がいても、公開鍵と秘密鍵の二つの鍵の1セットがあればよいことになります。
このため、インターネットを利用するような場合は、公開鍵暗号化方式を用いることが多いです。

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