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共通鍵暗号方式について

暗号方式には、下記のように、二つの方式があります。
  1. 共通鍵暗号方式
  2. 公開鍵暗号方式
前回お話した暗号方式の基礎の用語を使って、今回は、共通鍵暗号方式についてお話します。

共通鍵暗号方式

一言で言うと、暗号鍵と復号鍵が同じ=共通である、暗号方式です。
同じ鍵なので、鍵の数は1つで事足ります。

しかし、同じなのに「共通」というとわかり難いですね。
これは、情報の送り手と受け手が共通の鍵(=同じ鍵)を使って、暗号化や復号化するので、共通鍵暗号方式と呼ばれています。
文章ではわかり難いので、図にしてみました。



今でも一部では使われていますが、最近はあまり使われていないです。
というのも、相手が増えると鍵の数を増やさなければならず、鍵の管理が大変だからです。

暗号化するのは、受け手以外の他の人に情報が分からないようにするためです。
AさんBさんと自分が情報を受け渡すときを例に考えてみましょう。

同じ鍵をAさんにもBさんにも渡したとします。
同じ鍵で暗号化も復号化もできるということは、Aさん宛に暗号文Aを送ったとして、Aさんは復号化して情報を見ることができます。
それでは、Bさんが何らかの理由により暗号文Aを入手すると、同じ鍵を持つBさんも復号化して情報を見ることができます。
これでは受け手ではないBさんが情報を見ることができることになり、暗号化して見えないようにした意味がありません。

これを防ごうとすると、AさんとBさんの鍵は別のものにしなければならなくなります。

説明の都合上2人としましたが、同じような理由で、相手が増えるとその分、鍵の数が増えることになります。
インターネットのような複数の人が利用する状態では、これでは、鍵の数が増え過ぎて実用的ではありません。
このような理由で、最近はあまり使われなくなっています。
相手の人数が少ない場合は有効な手段ですので、受け手を限定できるような用途では、今でも使われています。

次回は、公開鍵暗号方式についてお話します。

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