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暗号方式の基礎

今回は用語解説です。
暗号方式には、下記のように、二つの方式があります。
  1. 共通鍵暗号方式
  2. 公開鍵暗号方式
今回は、基礎として、暗号方式についての用語のお話をし、次回以降それぞれの暗号方式についてお話します。

鍵って何?

共通や公開と言っていますが、何の鍵なのでしょうか?

文章ではわかり難いので、図にしてみました。


  1. 元の情報(平文)
  2. 暗号化
  3. 暗号文
  4. 暗号鍵
  5. 復号化
  6. 復号鍵
図の用語を簡単に説明します。
「鍵のかかった金庫に情報がある」というイメージで考えて頂くと、理解しやすいかもしれません。

元の情報(平文)

元の情報です。
情報というと、数値データを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実際には、IDやパスワード、文章など、受取り手以外の人に見られたくないモノ全て・・・と広い意味で使われています。

暗号化していないという意味で、平文と呼ばれることもあります。
通信では、クリアテキストと呼ばれることもあります。
また、ファイルなど保存しているところでは、プレーンテキストと呼ばれることもあります。
使われる分野ごとの定義などがあるので、厳密には異なるところもあるのですが、暗号化していない元の情報という意味では同じと考えても大きな問題はないです。

暗号化

平文を金庫に入れて鍵をかけることです。

暗号文

人が意味を理解するとことができない情報です。
この暗号文で情報を受け渡すことにより、受取手以外の人に理解されないようにします。
文となっていますが、文章ではなく、情報です。
情報(平文)が鍵のかかった金庫に入っている状態です。

暗号鍵

元になった情報と合わせて、暗号文を作るときに使います。
平文を入れた金庫にかける鍵(=暗号化する)という意味で、暗号鍵と呼ばれます。

復号化

鍵のかかった金庫の鍵を開けて中の平文を取り出すです。

復号鍵

暗号文と合わせて、平文に戻すときに使います。
鍵のかかった金庫を開ける鍵(=複合する)という意味で、復号鍵と呼ばれます。

暗号化方式の考え方

暗号鍵と復号鍵という2つの鍵があるので、この取り扱いにより、暗号方式が異なります。

次回は、共通鍵暗号方式についてお話します。

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