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BYODの対応案について

前回「IT機器は把握していますか?」でお話をしたBYOD。 BYODとは、「Bring Your Own Device」の頭文字から作られた単語で、「自分のデバイスを(会社に)持って行く」という意味です。
このBYODに対する対応の案をお話します。

BYODの対応案について

BYODについては、次のような対応をとることが多いです。
  1. 一律、禁止する
  2. 一定の条件を設けて、条件を満たしたモノだけ使用を許可する

一律、禁止する

禁止するだけではなく、仕事用の機器の設定で使えないようにしたり、使用を検知できるようにします。

これは、疑ってかかるという意味が無いとは言いませんが、持ち主が知らない場合もあるからです。
例えば、Wifi接続の場合、自動で探して接続するような設定もできます。
この場合、持ち主は接続しようとしていることを知らない(=気が付いていない)場合もあります。
設定などに詳しくない人の場合、悪気が無い場合もあるので、一概に言えません。

一定の条件を設けて、条件を満たしたモノだけ使用を許可する

こちらは次のように大別できます。
  1. 仕事用の機器と同じセキュリティ設定をしているなど、対策済みの機器の使用を許可する
  2. 業務上必要な場合に、安全措置を講じて、一時的に使用を許可する

仕事用の機器と同じセキュリティ設定をしているなど、対策済みの機器の使用を許可する

もともとの問題は、対策していないことです。
それであれば、対策していれば問題ないのだから接続を許可しようという考えです。

  • 最新のセキュリティ対策ソフトを入れている
  • セキュリティパッチを適応している
  • 記憶装置は暗号化している
など、仕事用と同じレベルのセキュリティ設定をしていることを、持ち主に申告してもらい、接続を許可します。

業務上必要な場合に、安全措置を講じて、一時的に使用を許可する

業務上、どうしても必要な場合が発生することも考えられます。
このような場合、セキュリティを理由に接続を許さないと、業務が滞ってしまいます。
その時の対策をして、一時的に使用を許可しようという考えです。

この対応は、あらかじめ準備していないとできません。
個人情報のように厳守しないといけない情報もありますので、どんな場合でも許可してよいとはできませんが、ある程度の柔軟性を持っていないと、どこかで破たんします。
破たんすると、無断使用などする従業員なども出てきて、問題が潜在化します。

このようなことが、「セキュリティは使えなくすることだ!」という誤解が広まる一因になっているように感じています。

区画を分けて、セキュリティレベルを変えるなど、自社に合ったセキュリティ対策を考えたいものです。

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