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DNSキャッシュポイズニングとは?

前回の「フィッシング攻撃とは?」の最後で、「ユーザとしてはお手上げの攻撃」があるとお話しました。
今回は、この攻撃についてお話をします。

フィッシング攻撃の対策としてユーザとしてはお手上げの攻撃

攻撃方法

ユーザとしてお手上げの攻撃はいくつかあるのですが、フィッシング攻撃と併用されるとお手上げになる攻撃方法は次の2つです。

  1. DNSキャッシュポイズニング
  2. SEOポイズニング

この内、今回は「DNSキャッシュポイズニング」を、次回「SEOポイズニング」のお話をします。

DNSキャッシュポイズニング

「DNSキャッシュポイズニング」のお話をするには、DNSが分からないと難しいので、先にDNSのお話をします。

DNSとは?

DNSとは「Domain Name System」の頭文字をとったものです。
その機能は、ドメイン名(URI)からIPアドレスを検索し、通知します。

具体的には次のような順番です。

DNS動作

DNSの動作をイメージしやすいので、ブラウザを例にお話をします。
DNSサーバ
  • ブラウザにWebサイトなどのドメイン名(URI)を入力
  • ブラウザはDNSサーバにドメイン名のIPアドレスを問合せ
  • DNSサーバは自分が知っているドメイン名を検索する
    • 知っている
      1. ブラウザにIPアドレスを通知
    • 知らない
      1. 上位のDNSサーバ(本物)に問合せ
      2. 上位のDNSサーバ(本物)が
        知っていれば、IPアドレスを通知
        知らなければ、更に上位のDNSサーバへ問合せ
      3. DNSサーバがドメイン名とIPアドレスを保存
      4. DNSサーバがブラウザにIPアドレスを通知

  • DNSキャッシュポイズニングとは?

    攻撃方法

    攻撃者は、上位のDNSサーバが正規の情報を通知する前に、偽情報を通知します。
    偽情報には、前回お話したフィッシング攻撃を行うような、攻撃者の用意したサイトのIPアドレスが設定されています。

    通知を受けたDNSサーバも、そのDNSサーバから通知を受けたブラウザも正規の情報と扱って、通信を行います。
    このため、ユーザからすると、正規のサイトであると、信じて、IDやパスワードを入力してしまうのです。

    お手上げな理由

    DNSサーバ側での対策も進んでいるので、情報を正規の情報と扱わないようになってきてはいます。
    ユーザが管理しているDNSサーバであれば、最新バージョンにするなど、対応できます
    しかし、上位のDNSサーバのどこかに対策がされていないサーバがあって、攻撃されると、正規の情報と信じてしまいます。
    上位のDNSサーバはユーザの管理外であることがほとんどですので、ユーザとしてはお手上げになるのです。

    次回は、もう一つのお手上げ攻撃である「SEOポイズニング」のお話です。

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