この記事を読むために必要な時間は約6分(1859文字)です。
BYODの意味とメリット・デメリット
- 投稿日:2019-03-05
- 最終更新日:2020-01-14
- 表示:171PV
- カテゴリ:BYOD
目次
BYODとは?
回答
メリットとデメリットを考えて、導入するかどうかを考えましょう。現実問題として、ある程度の社員数の会社の場合、BYODは防げない・・・と考えて対処しましょう。
BYODの対処方針は、すでにお話をしていますので、ご覧ください。
BYODの意味
IT機器は把握していますか?でお話をしているように、BYODとは、「Bring Your Own Device」の頭文字から作られた単語で、「自分のデバイスを(会社に)持って行く」という意味です。実際には「持って行く」だけではなく、会社の設備に接続するなどして、「使用する」ことまで含みます。
BYODのメリット
大きく分けると3つのメリットがあります。- 会社:コスト削減
- 従業員:利便性
- セキュリティ:耐久力の向上
会社:コスト削減
大きく分けると次の二つのコスト削減になります。- 初期・導入コスト
- 運用コスト
初期・導入コスト
端末など使用する機器の購入費用などがかかりません。従業員が購入しますので、会社が費用を負担することがないからです。
運用コスト
通信費や保守費など維持費などがかかりません。これも、従業員が支払うからです。
補足
どちらも「かからない」といっています。しかし、会社によっては、購入費用や維持費を補助することもあります。
このため、完全にかからない(=0円ではない)こともあります。
従業員:利便性
従業員のメリットは大きく分けると次の3つです。- 複数台持ちの解消
- 使い慣れた機器の使用
- 好きな機器の選択が可能
スマートフォンを例にするとわかりやすいです。
複数台持ちの解消
会社から業務用のスマートフォンを持たされると、複数台(最低でも二台)持ちになります。自分のスマートフォンをそのまま使えれば、1台で済みます。
使い慣れた機器の使用
新しいスマートフォンを渡されると、操作が違うこともあります。たとえ同じ機種であっても、設定が異なると、使い方が違うこともあり、慣れるまでが大変です。
それに対して、自分のスマートフォンであれば、普段から使っているので、慣れた端末を使うことができます。
好きな機器の選択が可能
業務用のスマートフォンでは、費用削減のため、一括購入する場合もあり、自由に選べないこともあります。自分のスマートフォンは、自分ので合うのですから好きに選べます。
セキュリティ:耐久力の向上
これは結果論ではあるのですが、「特定の機器の脆弱性攻撃を受けても、全ての機器が使えなくなるわけではない」です。例でお話をしているスマートフォンやPCなどの場合、複数台あることが前提ですから、これはメリットとなります。
それに、一台しかないような機器であれば、ほとんどの場合、会社が購入して、従業員個人が購入することはないからです。
デメリット
大きく分けると3つのデメリットがあります。- 会社:管理
- 従業員:管理
- セキュリティ:情報管理
会社:管理
次のように管理の一元化ができなくなります。- 装置管理
- 対応管理
装置管理
どのような機器があるか把握することが難しくなります。従業員が会社が知らない間に機器を「買い替え」や「買い増し」をしたりする場合もあるからです。
把握していないと、対策も立てられないことにもなりますので、デメリットとなります。
対応管理
メリットでお話をした耐久力の向上の逆です。機器の種類が増えますから、その分、セキュリティパッチの適応やパスワードの変更などの対応したか?などの管理が増えます。
管理ミスによる対応忘れは、脆弱性を放置することになりますので、デメリットです。
従業員:管理
自分で使うことがない機能を業務で使うこともあり得ます。このような場合、使わない機能の更新など、管理に手間が掛かるため、デメリットです。
セキュリティ:情報管理
業務情報と私的な情報が一台の機器に共存します。これは、情報を管理するという意味では、良くない状態です。
というのも、「そのセキュリティ対策は必要ですか?」や「セキュリティ機器は高いから、導入できない」でお話をしたように、適切な費用での対応がしにくくなるためです。
セキュリティとしては、デメリットです。
タグ:BYOD, セキュリティーパッチ, パスワード, 攻撃者
| 広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません |
|---|


