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バックアップはとっていますか? ~ 復元(バックアップ)の運用について ~

バックアップについて次の3回に分けてお話をします。
前々回は、バックアップの種類のお話、前回は、バックアップの取得計画のお話をしました。
今回は、最終回のバックアップの運用についてお話をします。

バックアップの運用

バックアップの運用で考えるポイントは、次の項目です。

  1. 訓練実施
  2. 廃棄管理
  3. 遠隔地管理
それぞれの項目についてお話をしていきます。

訓練実施

何の訓練かというと、復元データのリストア(レストア)の訓練です。
実際の運用場面では、バックアップを取って安心してしまい、リストアを一度も行っていない事が多いです。
そうすると、例えば、
  • 復元データがきちんと取れていないことに気が付かない
  • リストアする方法がわからない
  • 復元データの記憶媒体が壊れていることに気が付かない
というような、実際にリストアしたい時に実施できず、時間が経過することがあります。
実際にリストアする時は、緊急事態の事が多いので、普段は何とかできる人でも、失敗したり、時間がかかるなんてこともあります。
また、復元データに影響があると、リストアできず、ビジネスに重大な影響があることも起こりえます。

このようなことを防ぐために、リストアの訓練を実施しましょう。
訓練していれば、慌てることも減りますので、効果的です。

廃棄管理

前回「バックアップの頻度」「バックアップの世代管理」のお話をしました。
時間をおいてバックアップをする以上、復元データは溜まっていきます。
世代管理でいくつかの復元データは保管しておきますが、それ以外は廃棄することになります。
しかし、バックアップを取るようなデータは、個人情報やビジネス情報など、社外に知られたくない・しられてはいけない情報であることが多いです。
このため、復元データを破棄する方法が重要になります。
例えば、CD-RやDVD-Rなどの汎用的な媒体の場合、そのまま「ごみとして捨てる」と、拾った人が中身を見ることも考えられます。
このような場合、媒体を物理的に破壊するようなことをします。
例えば、
  • 紙であればシュレッダーにかける
  • PCなどの場合、完全に消去するソフトウェアを使用する
  • CDやDVDを割る
など、それぞれの媒体によりその方法はさまざまあります。
破壊などをする方法によってはコストもかかりますので、保存する媒体破棄コストバランスが取れるようにしなければなりません。

また、外部に廃棄を委託する方法もあります。
外部に委託する場合は、かならず、守秘義務契約(秘密保持契約・機密保持契約)など、外部に漏らさない契約をしましょう。

遠隔地管理

前回「バックアップの保存場所」のお話をしました。
その時に出てきた「社外で遠隔地」の場合です。
遠隔地ですから、復元データを移動しなければなりません。
この遠隔地への移動の安全性をどのように確保するかが課題になります。
一度だけであればどうにでもなるという場合もあります。
しかし、バックアップは定期的に取得しますから、一度だけではなく、複数回になります。
このため、移動方法を考えないと、コストがかかり過ぎます。

このコスト安全性バランスが取れるようにしなければなりません。

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