広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません


この記事を読むために必要な時間は約6分(1801文字)です。

POPとIMAP ~ メールの基本技術 ~

3回に分けて、メールに関係する基礎技術についてお話をしています。
セキュリティに関係する部分のお話をするため、各技術の詳細は割愛していますので、ご注意ください。
今回は、メール受信に関係する技術のお話をします。

メール技術

お話をする基礎技術

メールに関係する基礎技術としてお話をするのは、次の項目です。

  1. SMTP
  2. MIME
  3. POP3
  4. IMAP(IMAP4)
  5. SMTPs/POP3s/IMAP4s
  6. S/MIME
  7. OP25B
  8. SPF
  9. Domain Keys

次のような順番で話をする予定です。

POP3

POPは、受信者が、メールサーバからメールの受信する時に使います。
メール受信なので、郵便配達と同じような意味として、「Post Office Protocol」の頭文字をとっています。
POPは、「ポップ」と呼ばれます。
POPは、初期の通信規約の問題を解消していくため、バージョンアップをしています。
現状、多くのサーバで使われている「POP3」の「3」は、バージョン3の意味です。

POPは記憶装置の容量を大きくとれるPCなどに用いられることが多いです。
これは、POPが、基本的に、PCやスマートフォンなど、メールを受信する機器に保管するためです。
言い換えると、基本的に、メールサーバには保管せず、受信するとメールサーバから消してしまいます。
「基本的に」と使っているのは、設定によって、メールサーバから削除しないこともできるからです。

暗号化

POPには、次にお話をする認証を除き、実際のメール受信部分には、暗号化する機能はありません。
このため、次回お話をするPOPsを利用することもあります。

認証

SMTPと異なり、POPには、認証機構があります
これは、他の人にメールを受信させないためです。
送る時は、「秘密が必要ない・・・」と考えていたのです。

SMTP-AUTH」と同じく、IDやPASSWORDを送信するので、暗号化する機能もついています

POP before SMTP

POPの認証機能をSMTPにも使用するための規約です。
POPで受信(=認証)を成功させることができれば、本人の確認ができるので、不正なメールの送信者がわかるという仕組みです。

POPのID/PASSWORDが漏えいすると、認証が行われてしまうため、「SMTP-AUTH」への移行を行っているサーバもあります。

IMAP(IMAP4)

IMAPは、POP3と同様に、メールを受信する時に使います。
「インターネットでメッセージを読み書きする通信規約」を意味する「Internet Message Access Protocol」の頭文字をとっています。
IMAPは「アイマップ」と呼ばれます。
IMAP4と数字付きで表現されることもあります。
これはPOP3と同じくIMAPのバージョン4という意味です。

同様な目的で使用されるため、基本的には、POPと同じ機能があります。

POPとの違い

POPとの大きな違いは、メールの保管場所です。
POPが、メールを受信する機器に保管するのに対し、IMAPは、メールをメールサーバに保管します。
通常メールは、フォルダを使って管理したり、添付ファイルを操作したりなどします。
このため、IMAPにはPOPにない、このようなメールを操作する機能が規定されています。
この機能の実現には、読込みだけではなく書込みもしますので、読み書きを意味するAccessという単語が使われています。

基本的には、POPでできることはIMAPで実現できます。

暗号化

IMAPには、POPと同じく、次にお話をする認証を除き、実際のメール操作を行う部分には、暗号化する機能はありません。
このため、次回お話をするIMAPsを利用することもあります。

認証

POPと同じく、認証機構があります

次回は、「メールセキュリティに関係するSMTPs/POP3s/IMAP4s、S/MIME、OP25B、SPF、Domain Keys」のお話です。

タグ:


広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません

参考記事(一部広告含む)


このページの記事についてちょっと質問!