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POPとIMAP ~ メールの基本技術 ~
- 投稿日:2019-03-19
- 最終更新日:2020-01-14
- 表示:755PV
- カテゴリ:メール
セキュリティに関係する部分のお話をするため、各技術の詳細は割愛していますので、ご注意ください。
今回は、メール受信に関係する技術のお話をします。
目次
メール技術
お話をする基礎技術
メールに関係する基礎技術としてお話をするのは、次の項目です。- SMTP
- MIME
- POP3
- IMAP(IMAP4)
- SMTPs/POP3s/IMAP4s
- S/MIME
- OP25B
- SPF
- Domain Keys
次のような順番で話をする予定です。
- 1回目:送信に関係するSMTPとMIME
- 2回目:受信に関係するPOP3とIMAP
- 3回目:メールセキュリティに関係するSMTPs/POP3s/IMAP4s、S/MIME、OP25B、SPF、Domain Keys
POP3
POPは、受信者が、メールサーバからメールの受信する時に使います。メール受信なので、郵便配達と同じような意味として、「Post Office Protocol」の頭文字をとっています。
POPは、「ポップ」と呼ばれます。
POPは、初期の通信規約の問題を解消していくため、バージョンアップをしています。
現状、多くのサーバで使われている「POP3」の「3」は、バージョン3の意味です。
POPは記憶装置の容量を大きくとれるPCなどに用いられることが多いです。
これは、POPが、基本的に、PCやスマートフォンなど、メールを受信する機器に保管するためです。
言い換えると、基本的に、メールサーバには保管せず、受信するとメールサーバから消してしまいます。
「基本的に」と使っているのは、設定によって、メールサーバから削除しないこともできるからです。
暗号化
POPには、次にお話をする認証を除き、実際のメール受信部分には、暗号化する機能はありません。このため、次回お話をするPOPsを利用することもあります。
認証
SMTPと異なり、POPには、認証機構があります。これは、他の人にメールを受信させないためです。
送る時は、「秘密が必要ない・・・」と考えていたのです。
「SMTP-AUTH」と同じく、IDやPASSWORDを送信するので、暗号化する機能もついています。
POP before SMTP
POPの認証機能をSMTPにも使用するための規約です。POPで受信(=認証)を成功させることができれば、本人の確認ができるので、不正なメールの送信者がわかるという仕組みです。
POPのID/PASSWORDが漏えいすると、認証が行われてしまうため、「SMTP-AUTH」への移行を行っているサーバもあります。
IMAP(IMAP4)
IMAPは、POP3と同様に、メールを受信する時に使います。「インターネットでメッセージを読み書きする通信規約」を意味する「Internet Message Access Protocol」の頭文字をとっています。
IMAPは「アイマップ」と呼ばれます。
IMAP4と数字付きで表現されることもあります。
これはPOP3と同じくIMAPのバージョン4という意味です。
同様な目的で使用されるため、基本的には、POPと同じ機能があります。
POPとの違い
POPとの大きな違いは、メールの保管場所です。POPが、メールを受信する機器に保管するのに対し、IMAPは、メールをメールサーバに保管します。
通常メールは、フォルダを使って管理したり、添付ファイルを操作したりなどします。
このため、IMAPにはPOPにない、このようなメールを操作する機能が規定されています。
この機能の実現には、読込みだけではなく書込みもしますので、読み書きを意味するAccessという単語が使われています。
基本的には、POPでできることはIMAPで実現できます。
暗号化
IMAPには、POPと同じく、次にお話をする認証を除き、実際のメール操作を行う部分には、暗号化する機能はありません。このため、次回お話をするIMAPsを利用することもあります。
認証
POPと同じく、認証機構があります。次回は、「メールセキュリティに関係するSMTPs/POP3s/IMAP4s、S/MIME、OP25B、SPF、Domain Keys」のお話です。
タグ:メール
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