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SMTPs/POP3s/IMAP4s、OP25B、SPF、Domain Keys ~ メールの基本技術 ~

3回に分けて、メールに関係する基礎技術についてお話をしています。
セキュリティに関係する部分のお話をするため、各技術の詳細は割愛していますので、ご注意ください。
今回は、メールセキュリティに関係する技術のお話をします。

メール技術

お話をする基礎技術

メールに関係する基礎技術としてお話をするのは、次の項目です。

  1. SMTP
  2. MIME
  3. POP3
  4. IMAP(IMAP4)
  5. SMTPs/POP3s/IMAP4s
  6. S/MIME
  7. OP25B
  8. SPF
  9. Domain Keys

次のような順番で話をする予定です。

SMTPs/POP3s/IMAP4s

SMTPs/POPs/IMAPsの”s”は、「over SSL」を略したものです。
SMTPPOPIMAPは、メール本文に対する暗号化機能を持っていないため、盗聴される危険性があります。
このため、SSLを用いた通信を行い、盗聴を防止しようという規定です。
SSLが暗号化して通信を行うので、SMTPやPOP3、IMAP4の通信内容は変わりません。

S/MIME

“S/MIME”の”S/”は、「Secure」を略したものです。
MIMEの本文を暗号化します。

OP25B

ISP(インターネットプロバイダー)がISPが管理していない外部のメールサーバへの送信を遮断する方法です。

OP25Bは、「外部の25番ポートを遮断する」という意味の「Outbound Port 25 Block」の頭文字をとっています。
OP25BのP25は、メール送信に用いるSMTPが25番ポートを利用することから来ています。
25番ポートを遮断することにより、外部のメールサーバーへの送信が遮断されます。

このOP25Bは、主として、迷惑メール対策として利用されています。

SPF

SPFは、「Sender Policy Framework」の頭文字をとっています。
IPアドレスで検証します。

このSPFも、主として、迷惑メール対策として利用されています。
迷惑メールでは、SMTPでメール送信する時に、送信元のメールサーバのドメイン名を偽ることがあります。
これは、どこから送信したかわからなくするために行われます。
その対策として、考えられたのが、このSPFです。
送信元のIPアドレスと、ドメイン名のDNS検索の結果を比較して、異なっている場合には、転送しないようにします。

Domain Keys

Domain Keysは、以下の順番で電子署名で検証します。

  1. 送信メールサーバは、秘密鍵で暗号化したメールを送信
  2. 受信メールサーバは、受信したメールのドメイン(送信DNS)へ送信メールサーバの公開鍵を依頼
  3. ドメイン(送信DNS)は、公開鍵を受信メールサーバに送信
  4. 受信メールサーバは、公開鍵で受信した暗号化メールを検証

送信したメールサーバを検証することで、異なっている場合には、転送しないようにします。
送信したメールサーバを検証できればよいので、PKIのように第三者機関は必要なく、プライベートCAで発行した証明書が利用される場合もあります。

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