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VPNとは
- 投稿日:2019-04-02
- 最終更新日:2019-12-01
- 表示:87PV
- カテゴリ:用語
用途や設備によって、どのような選び方をするかが変わってくることがあります。
今回と次回の2回にわたって、このようなご質問をいただいた時にお話をする、VPNの基礎のお話をします。
目次
VPNの基礎
基礎
今回、基礎としてお話をするのは、次の事項です。- VPNとは?
- VPNを実現するために必要な機能
- インターネットVPNを実現する技術
今回は、最初の「VPNとは?」についてお話をし、次回残りの2項目のお話をします。
VPNとは?
VPNは「仮想的な専用ネットワーク」を意味する「Virtual Private Network」の頭文字をとったものです。近距離通信を行うLAN(Local Area Network)に対して、インターネットに代表されるような遠距離通信を行うネットワークはWAN(Wide Area Network)と呼ばれます。
VPNを使うような社外からの通信はWANに分類されます。
このWANには、次のような種類があります。
- 専用線(専用ネットワーク)
- IP-VPN
- 広域イーサネット
- インターネットVPN
専用線(専用ネットワーク)
文字どおり、専用の通信線を用いたネットワークです。本支店や営業所、工場などの拠点と他の拠点をつなぐような場合に使用します。
専用なので、物理的に不正接続されない限り、「インターネットのように他の通信が混入」したり、「部外者に通信内容を見られ」たりすることがありません。
このため、WANの中では一番高いセキュリティが確保できます。
その反面、物理的な通信線が必要なため、高価な場合が多いです。
IP-VPN
基本的には通信事業者の提供するサービスで、ユーザとして考えると、専用線と同じ扱いができます。IP通信を、特別な経路選定(ルーティング)することで、専用線と同様の動作をさせます。
専用線と異なり、他の同一の通信事業者の通信網を利用している人の通信が混入したり、通信内容が見られることになります。
このため、通信内容を暗号化することで、通信傍受に対応しています。
広域イーサネット
IP-VPNと同じく、通信事業者の提供するサービスです。IP-VPNと異なるのは、通信で利用するレイヤです。
IP-VPNは、IPなのでレイヤ3を利用しますが、広域イーサネットはレイヤ2を使用します。
IPより下のレイヤを利用するため、IP以外の通信を利用することもできます。
ユーザーからすると、LANが延長しているようなイメージになります。
インターネットVPN
ご相談いただくVPNのほとんどは、このインターネットVPNです。名前のとおりインターネットを利用して、VPNを利用します。
次回は、「VPNを実現するために必要な機能」「インターネットVPNを実現する技術」のお話をします。
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