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ウィルス(マルウェア)の機能別の種類について

今回は、前回ご紹介した3つの機能を元に、基本的な機能別の種類の名前をご紹介します。

ウィルス(マルウェア)の機能的な組合せによる分類

ウィルスと言っても種類がいろいろあります。
いろいろあるのですが、機能的な分類の組み合わせで大きく分類をすると、以下のようになります。
  1. マルウェア
  2. ウィルス
  3. ワーム
  4. トロイの木馬
それぞれについてお話します。

マルウェア

悪さをするソフトウェア全般を意味する言葉として、定義されました。

悪さをするソフトウェアが広まり始めたころ、次にご紹介するウィルスが多かったこともあり、一般的には、マルウェアと呼ばずに、コンピュータウィルスと言ったり、単にウィルスと呼ばれることもあります。
この場合を広義のウィルスといいます。

ウィルス

一つ前の広義のウィルスの一部に当たる、(狭義の)ウィルスについてお話します。
マルウェアという言葉が定義されたので、狭い意味でのウィルスという言葉ができました。

人間の病気の原因であるウィルスのように、他のプログラムに寄生して、増殖するマルウェアです。
増殖することを指しているので、必ず、自己伝染機能があります。
逆に言うと、自己伝染機能が無いと(狭義の)ウィルスとは呼びません。
他のプログラムが無いと増殖したり、発病することはできません。

また、ウィルスによっては、潜伏機能を持つこともあります。
まとめると以下のようになります。
  • 発病機能:○
  • 自己伝染機能:○
  • 潜伏機能:△

ワーム

ワームとは虫のことです。
ウィルスと同じように、自己伝染機能があります。
ウィルスと違うのは、他のプログラムに寄生するのではなく、単独で発病したり、増殖(コピー)することができます。
ウィルスのように寄生するのではなく、虫のように独立して増えることから、ワームと呼ばれています。

単独で存在するため、隠れることが難しいため、潜伏機能を持つことは少ないです。

まとめると以下のようになります。
  • 発病機能:○
  • 自己伝染機能:○
  • 潜伏機能:×

トロイの木馬

前の二つと異なり、自己伝染機能がありません。
発病機能に特徴があります。
その特徴は、自分で動かないことです。
自分で動かないというと誤解されそうなので、もう少し発病機能について少しお話します。
発病すると、感染したPCやサーバ、スマートフォンなどを外部から操作(コントロール)できるようになります。
外部から操作すれば自身のコピーを作成することもできるのですが、あくまで操作する機能ですので、自己伝染機能は無いと分類されています。

また、トロイの木馬によっては、潜伏機能を持つこともあります。

まとめると以下のようになります。
  • 発病機能:○
  • 自己伝染機能:×
  • 潜伏機能:△

次回は、今回ご紹介した基本的な機能別の3種類から発生したものについてお話します。

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